無料は逆効果?適正価格の大切さ

スキルを持っていても、その価格をどう設定すればいいのかって、迷うことありますよね。私もそうです。
「とりあえず無料で試してもらって、その後に繋がればいいかな」なんて考えがちですが、実はそれがかえってお客様を不安にさせることもあるんです。
今回はある整体院でのエピソードを通じて、「無料が必ずしも良いとは限らない」って話を皆さんと共有したいなと思います。

整体院での「無料施術」による予想外の反応

ある整体院でのお話。
院長の発案で、お客様に喜んでいただくために「10回施術を受けると11回目の施術が無料」というポイントカードを作りました。
それが功を奏し、定期的に通ってくれるお客様も増えたそうです。

けれど、なぜか無料で施術が受けられる11回目にパッタリ来なくなってしまうお客様が続出…。
やっと来てくれたと思っても、それまでは手ぶらで来ていたお客様が、お土産を持って来るようになったそうです。
それとなく理由を聞いてみると、「無料だと、なんだか申し訳なくて…」とのこと。

「え?もしかして、逆に気を使わせてしまっている?」と驚いた院長。
そこでこのポイントカードを「10回施術すると11回目の施術が半額」に変更しました。
すると不思議なことに、お客様が以前のように自然に通ってくれるようになったんだとか。

価格設定が生む安心感とスキルの価値

このエピソードって、意外と他の仕事にも当てはまるんじゃないでしょうか。
特にクリエイティブな分野で、自分のスキルに値段をつけるのは難しいですよね。

でも、やっぱり「相応の価格」って大事なんだなと私も感じました。
無料だと「逆に何かあるのかな?」と疑われたり、申し訳なさを感じさせてしまったりすることもあるんですね。

私も料金設定に悩むことが多かったのですが、この話を知って
「相応の価格をつけることで、スキルの価値を感じてもらえるんだな」と、改めて考えさせられました。

お客様に安心を届ける「適正価格」の考え方

とはいえ、いきなり高額な値段をつけるのは気が引けますよね。私も同じです。
でも、あまりに低価格や無料で提供すると、お客様に「ちゃんとしたサービスが受けられるのかな?」と不安を抱かせてしまうこともある…。

そこで「まずはお試し価格だけど、適正なライン」でスタートしてみるのも一つの方法かなと思います。

こうやって少しずつ、自分にとってもお客様にとっても納得のいく価格設定を探っていけたらなって思います。
私もまだ試行錯誤中ですが、自分のスキルに見合った価格をつけるという意識を持っていけたらいいですね。

まとめ:サービスの「適正価格」を設定して信頼を築こう

「無料よりも、少しお金を払った方が安心する」という心理は確かにあるようです。
私自身も、安売りすることで逆にスキルの価値を伝えきれていないのかも…と気づかされました。

この話をきっかけに、お客様との信頼を築くためにも自分のスキルを大切に、相応の価値をつけていくことの重要性を改めて感じました。

スキルを身につけるために、私たち、時間もお金もたくさんかけて努力してきましたよね。
このスキルを武器に、困っている人や悩んでいる人の力になれるような仕事がしたい!
そんなふうに夢見て身につけてきたスキルですよね。

自分自身の価値を信じて、適正な価格設定について改めて考えてみませんか?
そしてこれからも、お客様に「お金を払いたい」と思ってもらえるようなスキルを磨き続けていきましょう!